NIKKEI NET(日経ネット):国際ニュース-アメリカ、EU、アジアなど海外ニュースを速報: "パリ=古谷茂久】食肉貿易の安全基準などを定める国際獣疫事務局(OIE、本部パリ)は26日、日本産牛肉のBSE(牛海綿状脳症)の安全性について「リスクを管理している国」に認定することを決めた。国産牛のBSEに関する安全性が国際的に認められたことを示す。これを受けて農林水産省は牛肉の輸出拡大に乗り出す。これで、ようやくニッポンの牛肉を食っても命の危険がないと国際機関のお墨付きがとれたのだ。その事実(国産牛肉は危険だったという事実)をご存じでしたか?
OIEは世界各国で生産される牛肉の安全性を、BSEの発生が無い「リスクを無視できる国」、適切に生産管理をしている「リスク管理国」、その他の「リスクが不明の国」の3つに分類している。日本政府は昨年12月に「管理国」への認定を申請し、同日開かれたOIEの総会で承認された。28日に正式採択される。「管理国」には米国やフランスなどすでに31カ国が認定されている。"
それにしても、いままでニッポンの農水省がやっていたキャンペーンはなんだったんだろう? ニッポン以外の牛肉は全部危険だと強引にナイーブな消費者を騙して農村利益共同体の既得権を守るために「地産地消」を強力に進めてきていたのだ。実際はとても危険な食材だったのである。その事実をほとんどの国民は知らされてこなかった。
この危険な国産牛肉が、国際価格の十倍の値段で、これこそ安全だと信じてきたナイーブな消費者に売られてきた。消費者は危険でバカダカイ国産牛肉こそが安全だと信じていままで買わされきたのである。まことにアホらしいことである。
ニッポンの金持ちは、板橋の資産家夫婦のような、元農家の地主ばかりになってしまう所以である。
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